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入門編 |
平成17年3月版 【一部、見づらい色を使っています(-。-)y-゜゜゜】 |
質問 |
答え |
■電子納品全般 |
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▶電子か?紙か?そこが問題だ! |
⇒設計書に「電子納品対象」と記載されていれば、基本的には電子です!
しかし、ここ数年、電子納品検定を受けてきましたが、
検定時にはやっぱり大きな図面が見やすいです。
計算書や立会簿や比較表も紙の方がはるかに素早く見やすいのも事実です。
エー、ちなみに電子納品作成にかかる費用は、「紙に変わるもの」なので、
上乗せは無いと明示されています。
一番大事なのは、発注者との協議です!(これが一番難しい) |
▶ DTDとは? |
⇒DTD(Document Type
Definition)つまり、文書構造の定義。
ソフトで作る人は一切、気にすることはありません。 |
▶ XMLとは? |
⇒XML(eXtensible Markup
Language)。簡単に言うと言語の一つです。
電子納品では必ず必要です。管理ファイルに必要ですが、
これもソフトで作るので、中身を気にしなくても大丈夫。 |
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■文字の大きさ |
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文字の大きさの規定はあるの? |
⇒文字の大きさは見えれば大丈夫。(ただし、CAD図面は厳しく規定あります)
(私は、MSPゴシックの10.5point) |
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■役務提供業務 |
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役務業務、特に「現場管理(施工管理)」は電子納品の対象になるの? |
⇒対象となりません。 |
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■CD-R容量 |
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CD-Rの容量は? |
⇒特に規定していません。
通常、650MBか、700MBを用います。(私は、700MB) |
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■ISO9660フォーマット(レベル1) |
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▶
ISO9660フォーマット(レベル1)とは? |
⇒CD-ROM用ファイルシステムの規格です。
レベル1では、ファイル名を8文字以内、拡張子を3文字以内、
フォルダ名を8文字以内と規定されています。
(データの永続性を最大限確保するために・・・)
でも、永続性ってなんだろう?電子納品が作れるPCで、レベル1はちょっと…
かえって、使い勝手が悪い方を選択する必要は無いのでは?
見るだけの人も、レベル1しか見れない人は、PDFもSXFも当然見られないはず…
モウヒトツ、オマケニCD−Rガ、エイゾクセイアル、トハ、オモエナイ |
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■13
電子納品に関するソフトウェア |
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▶
電子納品に関するソフトウェアはどこで売っているの? |
⇒市販されています。
(下記以外にも色々と…値段も色々・・・操作性も色々・・・)
*電納Pro(リコー)
*サーチメイト(きもと)
*電子納品ツール(福井コンピュータ )
*e-ConductorX(JIPテクノサイエンス)
*現場編集長PRO(ダットジャパン)
*電納ヘルパー(川田テクノシステム)
*蔵衛門御用達(NECソフト)
*ISMS-T(アルファシステム)
*CVL-Manager (アイサンテクノロジー)
*電子納品支援ツール(フォーラムエイト) |
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▶
スキャナの解像度は? |
⇒ 解像度の数値は特に規定していません。
(私の目安:文書200dpi、図面300dpi) |
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▶
電子成果品の作成などに関するHPは? |
⇒http://www.nilim-ed.jp/index.htmにあります。 |
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■オリジナルファイル |
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文書に貼り付けた図や表などのオリジナルファイルも電子納品すべきなの? |
⇒受発注者で協議し・・・とあります。
が、使ったものはスキャンするなりしてどこかに格納したほうが、
後々でのお問い合わせに楽ですよ。 |
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▶
PDFのバージョン |
⇒規定していませんが、1.2世代前のバージョンに変換して作成しましょう。
ちなみに、最新は7.0です。たいていの人はまだ5.0でしょう・・・ |
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▶
管理ファイル(XMLファイル)の作成例はあるの? |
⇒http://www.nilim-ed.jp/calsec/dtdxml.htmにあります |
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■ウィルス対策ソフト |
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ウィルス対策に使用するソフトウェアは、無償のもので対応してもよいのでしょうか。 |
⇒ウィルス対策ソフトの指定はありませんが、ウィルス定義が常に最新のものを利用できるソフトウェアであれば無償のものでも問題ありません。 |
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■チェック年月日 |
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▶
ウィルスチェックの[チェック年月日]は、実際の年月日とするのでしょうか、工期内の年月日とするのでしょうか。 |
⇒[チェック年月日]には、契約上の履行期間内でウィルスチェックした日付を記入してください。 |
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■押印した工事打合簿 |
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▶
押印(私印)のある工事打合簿の取り扱いはどのように規定しているのでしょうか。 |
⇒事前に受発注者で協議し、決定してください。
と、ありますが、押印したものをスキャンして格納しちゃいましょう。 |
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■電子納品に係わる要領(案)に規定されていない資料
■複数年度にわたる工事 |
⇒具体的な取り決めについては、受発注者で協議し、決定してください。 |
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■DVD |
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▶DVDを採用してもよいか? |
⇒駄目です。電子媒体にはCD-Rを採用してください。 |
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■ファイルの容量の制限 |
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▶各ファイルの容量の制限は? |
⇒各ファイルの容量の制限はありません。
各ファイル容量の制限については、受発注者で協議し、決定してください。
現実にはCD−Rの容量の80%程度が順当でしょう。
複数枚になる場合は自動で切り分けられちゃいますが… |
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■オリジナルデータの基本的な考え方 |
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PDFファイルの作成におけるオリジナルデータの基本的な考え方はどのようなものでしょうか。 |
⇒文書や図面などのオリジナルファイルからPDFファイルを作成した場合、オリジナルファイルがオリジナルデータになります。紙をスキャニングしてPDFファイルを作成した場合、PDFファイルがオリジナルデータとなります。
なんだか当たり前のような、そうでないような答えです。 |
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■電子データファイルがないフォルダ |
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電子媒体のルート直下のフォルダで、格納する電子データファイルがないフォルダは作成しなくてもよいの? |
⇒作成しなくても問題ありません。
⇒DTDファイルも格納しないでください。 |
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■TECRIS登録番号 |
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TECRIS登録番号がない業務では?
(契約金額が500万円以下の業務等) |
⇒業務管理ファイルの[TECRIS登録番号]に「0」を記入してください。 |
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■受注者コード 業務管理ファイル等 |
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▶
[受注者コード]には何を記入するの?
どこにあるの? |
⇒[受注者コード]には、(財)日本建設情報総合センターのTECRISセンターが管理しているコードを記入します。
ちなみコード等は目次から飛んでいけます。
見つけ難いのです。(ーー;)) |
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■ファイル数 |
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▶ ファイル数が沢山ある場合、ファイル名はどうすればよいのか? |
⇒ファイル名にアルファベットを使用できますので、報告書フォルダに359ファイルまで格納することができます。 |
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